社内研修会を開催しました

6月19・20日 令和7年度社内研修会を会津若松市文化センターにて開催しました。研修内容は令和6年度業務技術発表を1日、外部講師をお招きして1日とし、その半日を公開講演として開催し、発注機関の方々を含む17名にて聴講しました。

技術発表は各社員が担当した業務の振返りとして、『東山ダムUAVレーザとマルチビーム』や『山形県鮭川村豪雨災害農地査定』等と題し、反省点や改善点等を取り纏め、社員一同の理解醸成を目的とした発表となりました。

特別講演では『音響測深の実践 ~音響測深の特性と作業時の注意点』と題し、本社広島県の復建調査設計株式会社の方々より御講演頂きました。実際の測量データを用いて、音響測深時のフィルタリング処理や接合などの注意点など、成果品の品質向上の具体的取組などをご説明頂きました。

復建調査設計様による特別講演

また弊社技術顧問より『陸部の三次元点群データを知る~三次元点群データの可能性と限界~』と題し講演がありました。写真点群とレーザ点群の作成手法の特性・分類を学び、適材適所の測量手法及びその後の断面図作成の良し悪しについて解説説明を頂きました。

弊社技術顧問による講演

両講演とも質疑応答は具体的事例に関する質問が多く、丁寧な回答を基に業務に役立つ有意義な時間となりました。最後に技術報告として 『地上撮影写真を用いた小規模崩壊地査定設計調査の迅速化について』と題し、弊社代表取締役 五十島が日本測量協会応用測量論文発表会に先立って、報告しました。

 2日目の公開講演ではありませんが外部講師、日本空糸株式会社 様より『安全作業のためのロープ結び~安全にスピーディーにスマート~』と題しご講演頂きました。落石調査や急斜面での測量立入に対して、作業従事者の安全確保と安心した作業環境を整える目的で受講しました。結ぶ方法だけでなくロープに関する種類・専門器具紹介、などマニュアル等には記載のないプロの技を知ることが出来、大変貴重な時間となりました。

日本空糸様による実演と説明

以上の内容において2日間の社内研修で学んだことを社員一同、今後の業務成果の品質向上・業務の安全遂行に努めて参ります。

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